APS(Autologous Protein Solution)とは、「自己タンパク質溶液」の略称で、PRPをさらに遠心分離・特殊加工することで、炎症を抑える働きをするタンパク質と、軟骨を守る成長因子を高濃度に抽出したものになります。次世代PRPとも呼ばれており、関節の痛みや炎症の軽減、軟骨の変性や破壊の抑制が期待できます。現在のところ変形性関節症が良い適応になっています。 一般的に治療後2週間~3ヶ月までには効果が期待できることが多く、最大で約24ヶ月間、改善効果が続くとの報告もあり、他の方法と比べ、効果、持続期間共に高く見込まれるのが特徴です。